【保存版】セルフカウンセリングノート 基本の書き方
小松あすみです。
最初、
[明らめノート]としてご紹介していた
自分で心のケアをできるノート法。
最初にその基本のステップを
ブログに書いたのが
今から2年以上前の
2017年9月でした。(びっくり!)
時間が経つ中で
やはり色々とアップデートを
重ねて来たので、
ブログにも現在の最新版を
載せたいと思います。
ただしノート講座でも
毎回お伝えしている通り
あくまでこれは
「基本ステップ」!
絶対このやり方に
従う必要はないし、
毎回違っていいし、
自分なりに育てていって
いいものです。
私もセッションするときは
このステップを「基本」
とするけど、
全然違うやり方するときも
たくさんあります。
あくまでやり方の1つとして
みてくださいね。
※2017年9月に書いた初期バーションは
こちらから見られます。色々と初々しい^^
〜セルフカウンセリングのステップ〜
①事実は?
「事実」とは分かりやすくいうと
いつ、誰が、どこで、何をした
という感じです。
解釈、物差しは
極力入れないようにしましょう。
例)
❌:Aさんに挨拶したが無視された。
⭕️:Aさんに挨拶して、挨拶が返ってこなかった。
❌:私は太っている。
⭕️:私は身長○センチ、体重○キロである。
など
なお、
書き出しの時点で
事実がわからない・・・
そこでつまづいてしまう時は、
むしろ②から始めて、
書いたものを眺めながら
後から事実を抜き出して見るのが
おすすめです。
②感情は?
ここでは思いのままに
何ページもわ〜〜〜〜っと
吐き出してもいいですし、
シンプルに感情の名前
(寂しい、モヤモヤ、とか)
だけ書いても構いません。
感情がとっても溜まっていて
③の掘り下げ以降がうまくいかない・・・
という時は、
「感情デトックスノート」に
切り替えて、
まず吐き出してしまったほうが
いいかもしれません。
ここでポイントがあります!
それは、
「思ったこと」と「感じたこと」は
違うということ。
思ったこと=頭、思考
感じたこと=心、感情
この区別、
最初はちょっと難しいかも。
例えば
「どうせ私のこと大事じゃないんでしょ?」
「よくそれで恥ずかしくないよね」
これは「思ったこと」。
「感じたこと」は
寂しい、悲しい、怒り、モヤモヤ、
苦しい、怖い、嬉しい、楽しい、などなど・・
こんな風に「一言で表せる感情」
だと思ってもらえればいいと思います。
難しい時は近いものを探してみてください。
(あえて言うなら“悲しい”が近いかな、みたいな)
※デトックスしたくて
最初にわ〜〜〜っと吐き出す時は、
「思ったこと」から書いても大丈夫。
その後に「これは感情でいうと何かな?」
と探してみてください。
③掘り下げる
ここでいよいよ自分との対話です。
②で書いた感情
(いくつかある場合は
その中で一番大きいもの、
気になるものをピックアップします。)
に対して「なぜ私はそう感じるの?」と
自分に問いかけていきます。
これを、設定が出るまで
何度か繰り返します。
ポイントは、
常に軸を自分に置くこと。
例)なぜ怒りを感じるの?
に対して
❌:だってあの人が○☆△だから・・・(軸が他人になっている)
❌:だって普通は○☆△だから・・・一般論、常識)
⭕️:なぜなら、あの人からバカにされているように(私が)感じるから。(自分が軸になっている)
「なぜそう感じるの?」
以外のオススメ問いかけとしては、
こんなのがあります。
ぜひ自由に使ってみてね。
・どんな風に扱われた感じがするの?
・どんな風に思われた感じがするの?
・どうなったら怖いの?
・あなたはそんな自分自身をどんな風に思う?
・それをすると(しないと)、
どうなっちゃう気がするの?
・それをすること(しないこと)
のメリット/デメリットは?
④設定は?
③で掘り下げた結果、
「これが私の設定(思い込み)だな」
と思ったことを書きます。
1つでも複数でもOK。
また、いつも同じものが
出てきたってOK。
持っている設定が変わらないことに
自己嫌悪を感じる方が結構いますが、
実はそれって普通のこと。
自分を責める必要は
全くないのです。
大切なのは、
「あ、またこの設定だったな〜」
とフラットに受け止めて、
「じゃあ今回はこうしてみよう」
という実際の「違い」をつくることだから。
次から、④設定に紐づいた
小ステップがづづきます。
④ー1設定の原因となった過去は?
ここで過去に遡ります。
④で出てきた設定とは
つまり思い込み、勘違い。
なぜ、私はこの思い込みを
持つようになったんだろう?
という原因を探るのです。
例)
設定:どうせ私は誰からも相手にされない
過去:3人姉妹の真ん中で、お母さんから注目してもらえていないように感じた。
設定:男性は怖いもの
過去:お父さんが怖かった
ポイントは、
まずは6歳くらいまでの経験、
特に家族関係から見ていくこと。
そこを見ても思い当たらなければ
範囲を広げていきましょう。
なお、原因となった過去は
必ず見つからなくても大丈夫です。
④ー2 当時決めた「自分を縛るルール」
設定をつくった原因の
過去がわかったら、
当時の自分が決めたであろう
今も自分を縛っている
ルールを考えてみます。
例)
設定:どうせ私は誰からも相手にされない
過去:3人姉妹の真ん中で、お母さんから注目してもらえていないように感じた。
自分を縛るルール:愛してもらえるように、常に役になっていないといけない
設定:男性は怖いもの
過去:お父さんが怖かった
自分を縛るルール:男性は怖いから、怒らせないように気を使わなければいけない
などなど。
ルールは1つでなくても大丈夫です。
(たいていは沢山あるはず)
④ー3 もう一人の自分を癒す
もう一人の自分は、
幼少期に傷ついたあなたの心
でもあります。
(インナーチャイルドとも呼ばれますね)
その傷ついた心は、
今日まで癒されることなく
ずっとあなたの中に一緒にいました。
あなたに気づいてもらえることを、
待っていました。
その子ともう一度出会えた今、
その子を癒して浄化させてあげる
言葉をかけてあげましょう。
例えば、
いっぱい我慢してきたね。
たくさん我慢してきたね。
一人で寂しかったね。
もっと優しくしてよ、
って言いたかったね。
もっと構ってよ、
私はここにいるよ、
って言いたかったね。
などなど。
「頭」に偏っていて
感情がまだあまり開いていない
段階の人は、
あまりピンとこないかもしれません。
でも、それでも大丈夫。
「今はまだピンと来ないんだな」
と思っておいてください。
⑤これからの在り方を決める
ここまでを踏まえて、
「さあ、これからはどうしたい?」
をいよいよ決めます。
思いつかないよ〜
という方にオススメは、
④ー2で出した
「自分を縛るルール」と「逆」にすること。
例えば
愛してもらえるように、常に役になっていないといけない
→怠けものになるほど愛される
男性は怖いから、怒らせないように気を使わなければいけない
→男性は私の味方。
こんなのは、どうでしょう。
(あくまで一例です♡)
そして、
ここに根拠はいりません。
(これ大事!)
そもそも
これまで持っていた設定や
自分ルールにも根拠なんてないんだから
(たまたまそれを持っただけ)、
これからの在り方にも
根拠なんていらない。
どっちにしろ根拠なんて
ないのだから、
だったら、楽しそうな方
緩まりそうな方
幸せそうな方を
選んじゃったらいいんじゃない?
と思います。
⑥MDを決める
MD=Make a difference
つまり「違いをつくる」。
地球で生きている私たちは、
行動を変えることで初めて
現実を、人生を、
変えていくことができます。
「ノートで設定を変えたんですが、また元に戻ってしまいます・・」
そんな人は、このMDが
すっぽり抜けていることが
多いんじゃないかなと
思います。
MDは大きなことじゃなくても
構いません。
「小さな冒険」の積み重ねが
着実にあなたの人生を
変えてくれます。
(たまに、でっかいのが必要な時もあるけど・・笑)
例えば、⑤で決めた在り方が
「怠けものになるほど愛される」
ならば、
これまでは自分が
やっていたことを
あえて人に頼んでみるとか、
人には話せない!と
思っていた自分の
「怠けものエピソード」
を披露してみる、
といったことが
MDになるかもしれません。
(それが案外喜ばれたりする。本当に!)
***
いかがでしたか?
かなり効果的に
セルフカウンセリングが
できるステップですが、
最初に書いた通り、
あくまでこれは「基本」であり
やり方の1つ。
でも、基本をやってみないことには
応用もできません。
ノート講座では
基本を押さえつつ、
後半のオープンセッションで
例外もバンバンご紹介していきます。
「ブログではわからなかったけど
生で聴いたらすごくわかった!」
というご感想も
沢山いただきます。
読んでもわからん、
やってもよくわからん!
という人は、
ぜひ1度ノート講座に
お越しくださいね。
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小松あすみ