「好きなこと」の効果的な見つけ方。

朝の記事ですが

アツい気持ちが溢れたのでw

ちょっと長文です。

 

 

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Taylorだいすき♡

最近英語熱がぐわーっと復活しております!

 

それで9年前に行った
カナダ留学に思いを馳せてたんですが。
私が行ったのは、
自分の大学の学部のプログラムに
もともと組み込まれてた3ヶ月ほどの
短期の語学留学でした。
カナダのオンタリオにある
ブロック大学附属の語学学校に、
うちの大学からは
12人ぐらいで固まっていきました。
そこには当然、
ほかの国からの留学生もたくさんいます。
割合は中国人が一番多く、
サウジアラビア、韓国、コロンビア、台湾、
たまーにフランス人なんかもいました。
ほかの大学から来た
日本人もたくさんいました。
その中で、私たち日本人と
ほかの国からの留学生たちの
決定的な違いに気づきました。
日本人の学生はたいてい私たちのように
自分の大学の「プログラムの一環」としての
留学でした。
つまり「異国留学の体験をすること」
が目的。
対してほかの国からの学生たちは、
ブロック大学に入学するための
足がかりとして、その附属の語学学校に
きていました。
というかそのための付属機関ですからね。
彼らを見て私は、
なんだか自分たちの目的が
ふわふわで中途半端で、
非常にかっこ悪く感じました。
ブロック大学は会計学で有名なようで、
会計士を目指す子も多かった。
私は現地に行くまで
そんなことも知らなかったのです。
彼らは英語を学んだ先に目指すものが
ハッキリあるように見えました。
彼らにとって語学学校に通うことは
そのためのただの通過点、手段です。
そんな中で、留学という体験自体が
目的となってしまってる私たち。
というか私。
「私はなんのために留学に来たんだろう…」
とかなりモンモンしました。
日本に帰ってからもそれは変わらず、
せっかく留学に行ったのに
英語と全く関係ない職業に就く自分に
自己嫌悪。(自分で選んだんですが)
現地で出会いブロック大学に進んだ
ほかの国の友達は、
当然ながらどんどん英語も上達し、
その先の将来を見ている。
なんだか取り残された感がしました。
そんな中、私に光をくれたのが
たかのてるこさんの旅エッセイでした。
これ以外にもたくさん出てます。
てるこさんは世界中を体当たりで旅し、
必ず現地の人と仲良くなって
彼らと絆をつくります。
てるこさんの文章を通して見る
とてもチャーミングな外国人たちの
日本人とは違った部分、同じ部分、
全部がとにかく見ていて暖かくて
なんとも言えない愛を感じました。
どの本からも心にじわーっと
暖かい気持ちが広がりました。
そのうち私は突然気づきました。
そっか、私が一番やりたいことは
すでにやっていたんだ…
留学中、モンモンしながらも
間違いなくあれは私の人生を変えてくれた
3ヶ月間でした。
カナダでわたしが心から感動したことといえば
サウジアラビア人の男の子って
なんだかみんな意外とアホなんだなって
ことがわかりホッコリしたことだったり、
そのサウジ男子のお祈り姿を見て、
その神々しさから普段とのギャップや
そもそも人が神に祈る姿を初めて見たことで
鳥肌が立ったことだっり、
ホストマザーに連れて行ってもらった
カトリックのミサでも
「ここにいる人たちは皆神様を信じてるんだな…」
と、なんだか不思議な心地になったり
授業中に中国人男子が
「神なんかいないんだー!」と
(なぜか急に)叫んだ時に
それを見つめるサウジ男子が
心底可哀想なものを見る目で
そいつを見つめていたことだったり、
普段は中国人同士でギャーギャー
つるんでばっかりの男子たちが
私のグループのプレゼンのときに
一生懸命機器の調子を見てくれて
直してくれたことだったり。
(中国の人って結構真剣に人助けしてくれる気がします)
他にもたっっっっっっっっくさん、
日本の中で日本人とだけ関わって
暮らしていたら絶対にわからなかったことを
たくさんたくさん私は体感していて、
その全てが私にとっては宝物で
これこそが私の「目的」だったんだなと。
私もてるこさんみたいに、
いろんな国の人を見て、交流して、
日本人と違うところや同じところを見つけて
その中に愛を見つけて、
そういうことにいちいち
感動したかったんだなと。
わかったんです。
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画面中央のサウジアラビア人がハロウィンコスプレじゃなくてただの正装の件!笑
これにはみんな爆笑w
こういうアラブギャグ(?)を挟んでくるのも彼らの楽しいところ。
好きなことって型にはめようとすると
一気にわかりにくくなる。
たとえば
「カウンセリングが好き」
とか
「イラスト描くのが好き」
とかでも、
カウンセリングにおける
「なにかの瞬間」、
イラストにおける
「なにかの瞬間」が好きなんだと思うんです。
だから好きなことがわからない!
ってひとは、まずは自分の感動ポイントを
丁寧に拾ってあげることが大切だと思いますよ。
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小松あすみ