不安な恋を卒業するまで④八つ当たりで失敗した恋。
小松あすみです。
約3年前です。
26歳の年の年末ごろに前回の人と終わり、
ものっすごく落ち込んで
軽くうつ状態になった私でしたが
カウンセリングに通い始め、
2月くらいにはまた「いいな」と思える人と
出会えました。相変わらずPairsです。
今度も中々チャラそうな、
でもきちんと彼女を作る気が
ありそうな同い年。
イケイケスポーツマン！って感じの
イケメンさんでした。
この恋は、私の「愛されない設定」が
見事に働いて失敗した、
分かりやすい例。
まずね、前回の相手に
サクっと他の相手に行かれてしまったことで
私の中に新たに
「どうせ他の女と同時進行してるんだろ？設定」
からの
「早く決めないと他の女にもってかれる設定」
が出来上がってしまったんだよね。
前回があまりにもショックだったから（笑）
だから私は相当焦ってました。
1回目のデートで、この
いけめんスポーツマン君に
好感触を抱きました。
好感触と言っても
「かっこいい♡リア充♡」
って思っただけ。
またまたものすごく話しづらい
タイプだったのに、
私の自己肯定感が低かったから
そんなことどうでもよく、
このイケメンをモノにしないと！と
とにかく思ってました。笑
で、2回目のデート。
事前に約束してたわけではなく
友達の結婚式（夜）に出席した帰り、
たまたま「これからドライブいく？」
という流れに。
なんと0時に待ち合わせして
みなとみらい周辺をドライブしました。
（全然ライトついてなくて残念だった。笑）
で、もはや丑三つ時でしたが、
普通に家のすぐそばまで送ってくれたので
普通にそこで帰れば
全く問題なかったんだけど。
「早く決めないとヤバい」設定を持つ私は
この車の中で確か
「私のことどう思う？」的なことを
きいたんだったか、
彼からは
「まだ2回目じゃ判断できないよ」と
至極まっとうなことを言われました（笑）
そう…至極まっとうなんだけど、
それ聞いた私は
「いやいやこの前のあいつはものすごいあっさり他の女と付き合ってたやん！
なんで今度はそんな風に言われるの？男ってどっちなんだよ！なんで私だけこんなに上手くいかないの？？？」
ともう半泣きです（笑）
そしてその流れで私、
それはそれは強烈な
「このまま帰るの寂しい病」
が発動。
出会って2回目のほとんど知らない男に
しかも話も全然合わない男に
ただただリア充イケメンというだけで
「このまま帰るの無理、耐えられない…」
って全力で感じました。
（この感覚、好きな男性相手にするといつもありました）
自分とのパートナーシップなんて
まるで出来てなかったからね。
外側にばっかり求めていた証拠。
で、結局ずるずると彼の家にお泊り…。
またまた都合のいい女…。
お気づきかと思いますが、
前回も今回も
「都合のいい女」になることを
私は自分で選んでるんですよね。
自分から家に招きいれたり。
今回も最初は普通に
送ってくれようとしてたのに。
誰もなーんも強要してない。
で、身体の関係から入ってしまった私は
今度は「まともな恋愛対象として見て貰えないんじゃないか設定」
が出来上がってしまい、
それはそれは不安な日々が
始まったわけです。
何でもかんでもその妄想に
くっつけていました。
彼のPairsへのログイン状態や
イイねの数を常に監視して
「またログインしてる！」
「いいねの数が増えてる！可愛い子がいたらどうしよう…」
と自らの不安を煽ったり。
彼は1日1回程度、
しかも短くしか返信が来ない
タイプだったんですが
「やっぱり私のことセ○レとしか思ってないんだ…」
にくっつけたり。
とうとう我慢できなくなって
ちょっとスネたLINEを送り、
そしたらまさかの返ってこなくなり（笑）
「やっぱりね!!!」となった私は
ここぞとばかりに溜め込んだネガティブを
全力の超長文を彼にぶつけたのでした。
「ひどすぎる」「やりにげ」
「もう何も信じられません…」などなど…笑
ひどすぎるのはお前だw
するとさすがに彼からも反撃。
結果、私が「セ○レ扱いされた！」
と思っていたのは実は勘違いだったことが
分かってしまいました。
「ごめん、だったらやり直そう」
と私はあわてて送りましたが
まあ取り合ってくれるわけもなく（笑）
私は、始まってもいない恋を
自らぶち壊してしまったのでした。
バカすぎるにゃー。
■なぜ上手くいかなかったのか
そもそも「イケメン♡」というだけで
話が合わなかった人と
会い続けようとしてたことがどうなんだ？
って話だけど（笑）
「もし続けるなら？」という前提で。
まず身体から入ってしまったのが
良くないよね。
基本、恋愛で身体から入って
良いことなんてほぼないと私は
思ってます。
まだ選べる状況にあるなら、絶対に
「身体から入らない」ほうを
選んだほうがいい。
なぜならほとんどの場合、それは
「寂しさを埋めるため」に始まった
関係だから。
愛でなく恐れがベースってこと。
自分とのパートナーシップを
じわじわつなげていけば
「帰るのが寂しすぎる…」
という感覚自体が減っていくので
自ら都合の良い女になることは無くなります。
（ってかそもそも0時に待ち合わせしてドライブしないわ。今なら。笑）
それからやっぱり
「どうせ他の女と同時進行してるんだろ？設定」
「早く決めないと他の女にもってかれる設定」
何よりも
「私は愛されないに決まってる設定」
ここを疑えなかったこと。
色んな断片的な事実を
全てこの妄想にくっつけていたこと。
これが暴走に繋がりました。
だから設定変更と自愛が
恋愛を変える鍵なんです。
彼氏がいてもいなくても、
恋愛が上手くいくかどうかのカギは
どれだけ自分で自分を見てあげられるか？
からの
どれだけ深い部分で相手と
コミュニケーションを取れるか？
です。
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