本当にこれがやりたいことなのかな?と悩んだ時に

なんとなく好きなことはある気がするけど、実際やってみるとしっくり来ない。
それで、ああ私はやっぱりそんなにこれが好きじゃないのかな。仕事にしようなんて甘いのかな…って落ち込むことはないですか?
それってもしかすると、「好きなこと」への向き合い方が違っただけかもしれません。
今日はそんなお話です。
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Asumiです!
ご訪問ありがとうございます。
今日はいつもの「夢語り仲間」2人との女子会でした。
仕事も年齢も立場も(←私だけ未婚!笑)違うのに、本当に話が弾んで楽しい会。
このメンバーで集まるときは、深い深い部分のことを話して色々理解が進みます。
この時間が大大大好き!
本当に沢山のことを話したんですが、その中で今日のブログのトピックにしようと思うのがこれ。
「好きなこととの向き合い方」。
*
わたしは大学で国際文化を専攻していました。
同じ学部の子はやっばり旅や海外に興味のある人が多かった。
旅行会社に就職したい!という子もたくさんいて、わたしも少し興味をそそられたので本を読んだり情報を集めていました。
そうすると必ず出てくるのがこんな↓言葉。
「旅行会社はお客様の旅行の手配やサポートをするのが仕事であって、自分が旅行好きだからって出来るわけじゃないんだ。」
そして
「だから好きを仕事にするなんて甘いんだ。一番好きなことは、趣味として取っておくのが一番なんだ」
なんて言葉に「そうなんだ…」とやってもないのに納得して、結局「好き」とはまるで別方向に就活したりして。
でも、今のわたしは思います。
これって結局、「好きな対象」との関わり方の問題なんじゃないかなぁって。
私、海外とか留学にずっと興味がありました。
それで3ヶ月強だけだったけど、実際カナダ留学にいきました。
カナダのブロック大学の中にある、外国人のための英語を学ぶ機関。
日本人の他には中国人、台湾人、韓国人、サウジアラビア人、コロンビア人など色んな人がいました。
行ってから気づいたんですが、私達みたいに「自分の大学のプログラムで数か月間だけ短期留学」っていうの、ほとんど日本人しかいないんですよね。
他の国から来てる子たちの多くは、ブロック大学で学びたいことがあって、ブロックに入りたいからこの語学機関で勉強するんです。
ブロック大学は会計学に強いそうで、だから将来は会計士になりたいって人が多かった。
対して私達日本人は、「なんとなく海外に興味があるから留学してみた」みたいな人がほとんど。
目的意識が全然違うんです。
明確な目標を持った他の国の子たちを見て、私は自分がすごく中途半端なダメな奴な気がしていました。
その留学から帰ってから、それとは別の制度で1年間交換留学に行くことも考えました。
でもそれは前回の数か月間プログラムと違って、向こうの大学のちゃんとした「学部」で勉強する制度。
ただ英語がやりたい!留学に行きたい!じゃなくて
英語で何を勉強したいのか
明確なビジョンが求められていたんです。
何度考えてもそのビジョンが分からなくって、私は結局あきらめました。選考のための論文が書ける気がしなかったから。
4年生になって、卒業旅行として留学先にもう一度遊びに行きました。
留学中に仲良くなった韓国人・中国人の子と再会したら、彼女たちの英語の上達具合に度肝を抜かれて。
また友達の友達である、カナダの大学で勉強している日本人の女の子と会ってみたのですが、そのパワフルさに圧倒されて。
「英語で何かを勉強している」、「目的意識を持ってずっとカナダに留まっている」彼女たちと比べて、私はいったい何がしたいんだろうと。
就職だって、日本国内でふつーの損害保険にしてしまったし。
英語や国際交流の要素なんてかけらもなさそうだし…。
見ないようにしていたモヤモヤがふつふつ浮き上がってきて、考え込んでしまいました。
そんな思いを抱えたまま社会人になり、損保のお仕事がまた合わないのなんので絶望し…笑
社会人1年目、必死で答えを模索していたころに友達から紹介されて出会ったのが、 本当にやりたいこと②でも紹介したたかのてるこさんの旅のエッセイ本。
読んでみて衝撃でした。
インドってこんな不思議な国なんだぜ!
こんなしょーもない人たちがいるんだぜ!
だけど、こんなに暖かいんだぜ!
大阪人・たかのてるこさんの面白口調で語られる、私のまだ知らないインド。
もしかして、私がやりたかったことってこれなんじゃない?
って思ったんです。
私は会計学なんかに全く興味はないけれど、留学中にたくさんの発見と感動があった。
「神様なんて信じないぜ!」と平気で豪語する中国人と、それを本気のびっくり顔で眺めつつ「可哀想な奴…」という目をするサウジアラビア人。(どちらも私と同い年!)
そのサウジの男の子が、普段はアホ丸出しのくせにお祈りになると急に神々しいイケメンと化すこと。(つまりそれだけ超真剣!)
ホストマザーからきいた、「カナダ人から見たアメリカ人とイギリス人」。
そして日本にいるとあんなに評判の悪い中国人たちが、プレゼンの授業で私たちのために、必死で機械類の調子を見てサポートしてくれたこと。(惚れるかと思った)
「日本人とのあまりの違いと、その違いがどうしてやってくるのか考えること」
「その国の人に対して抱いていたイメージと、実際会ってみてのギャップ(主にいい方向に)」
そして「ああなんだ、結局同じ人間じゃん。」という安心感、暖かさ。
こんな発見や経験があまりにも面白くて、毎回一人で感動してました。
でも周りを見ると、たぶんこんなことにいちいち感動してたの私だけ。笑
だけど、ということは、私はそこに着目する能力があるということ。
この感動を自分の中で咀嚼して、発信することが私のやりたいことなんだ!
そう気づいたとき、あぁなんだ、私はただの半端野郎なわけじゃなかったんだな。と、とても嬉しくなったのを覚えています。
「英語で何を学びたいのか」考える必要なんて、はじめからなかったんだ、って。
*
旅行が好きだからって旅行会社が向いているとは限らない。その通り。
大事なのは、旅行の何が好きなのか。どういう角度から旅行と向き合いたいのかを探していくこと。
自分が本当にやりたいことって、びっくりするぐらい最初は分からないものです。
だから「やっぱり向いてないのかも、甘いのかも」なんて落ち込む前に、どうしてそれが好きなのかな?と考えてみることをお勧めします。
本を読んだりノートに書きだしてみたり。就活でやるべき「自己分析」って、本当はこういうことなんじゃないかなって思いました。
*
今日のイラスト、過去絵から。会社で使うために作ったサンクスカード第二弾。
前回のりすのモデルのおじさんの、リアル似顔絵バージョン…。笑
本当は全部お見せしたいのですが、個人情報流出レベルでマジで激似ですので(自画自賛 笑)一応隠させて頂きます。笑
(あっ、believeがとんでもないスペルミスしてる….性格出ますね…)
今日も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!

Asumi

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