とにかく独りが怖かった!ぬるま湯どっぷり時代のお話。【Asumiのブラック恋愛記②】
Asumiです
Asumiのブラック恋愛シリーズ、不定期連載と書きましたが、グラサン男の話が終わるまでは書いてしまいたいと思います
第一回目はこちら⇒暗黒恋愛、最初の違和感。【Asumiのブラック恋愛記①】
当時(大学一年)のわたし
気に入らないことがあると、すぐに「別れる?」と切り出していた最低なわたし。
というか、この人に対して気に入らないことが多すぎたんですよね。。(笑)
恋に恋した状態で付き合い始めてしまったから、ぶっちゃけ相手のことなんて何にも知らなかった。
付き合いはじめたら、まぁ話は面白くないし、ギャグだって恐ろしくつまらないし、それ以前に会話が成立しないし…笑
何度も何度も絶望したのに、見て見ぬフリをしていました。
わたしに出来る彼氏なんてどうせこんなもんか…。
そんな風に思ったことをハッキリ覚えてます。
わたしと彼は、どちらも物凄く子供でした。
(当時10代だから…というのを差し引いても子どもだった気がする)
お互いに猛烈な構ってちゃんだったし、
お互いに、「わたし(俺)かわいそう」アピールが凄かった。
彼は過去のトラウマアピールを始めたり、ちょっと変な行動で気を引こうとしたり(?)、
同い年なのに大学に行けず働かなきゃいけないオレ可哀想…みたいな。
だけどわたしもきっと同じくらい痛いことをしていたのだろう。
どっちも相手の話なんて聴いちゃいなくて、
そしてどっちも、自分の話を聴いて貰えないことに不満を持っていた。
一緒にいてもまるで楽しくない。
一人でいるときの寂しさよりも、
二人でいるのに心が全く通じ合っていない寂しさのほうが何百倍も辛いのだと、このとき始めて知りました。
*
だけどそんな状況だったのに、わたしは彼から離れることが出来ませんでした。
彼が可哀想だったから…とかではなく、
「恋人」というアクセサリー、武器を失うことが恐ろしくて仕方なかったから。
一度だけ、本当に別れようと思ってデート中に指輪を返したことがあったんです。
本気で「別れよう、もう無理」と思ってそうしたつもりでした。
落ち込みながらも相手は了承してくれ、そしてそのまま車で家まで送ってもらうことになりました。
その帰りの車中でわたしは早くも、「ねぇやっぱり別れるのやめない?」とかほざいてましたからね。笑
ほんま意味わからん。もちろん断られました。笑
それまでは(聞いてくれないながらも)一応、彼が一番「何でも喋れる相手」だったから、
あぁ、もう何か面白いことがあった時にいつでもシェアできる相手がいなくなってしまうんだなぁ…
と思うと、なんだか急に底なしに後悔が襲ってきたんですよね。
ひとりになるのが怖くて怖くて仕方なかった。
デートの時間がとてつもなく無駄に思えて恐怖を感じるほどだったのに、
一緒に過ごしても自分が腐っていくだけなのは分かっていたのに、
それでも、ひとりになるのが恐かった。
それはさながら麻薬のような、何かの中毒のような、
「絶対に幸せになれない生暖かいぬるま湯」から抜け出せない感じ。
そこから目を覚ましたくないんです。まさに依存…。
*
この彼とはその後ヨリを戻したけれど、
結局その後、わたしのカナダ留学中に別れました。
最後のほうはお互いに嫌いで嫌いで仕方なかったから、どちらともなく、電話で喧嘩別れ…みたいな感じ(笑)
あれだけ独りが怖かったのになんで別れられたかというと、
小さい町での留学だったから友達がみんな近くにいて寂しくなかったし、
何より新しい世界が楽しくて仕方なかったから。
毎日鳥肌が立ちそうなほどワクワクして、震えるほど情熱を感じて、
そんな風に(当時は無自覚ながらも)「内側の自分」が喜ぶ毎日を送ってあげられてたから、
彼のことは自然といらなくなっちゃったんですね。
数年経ち、どんなに失恋が辛くて死にたかったときだって、
この人ばかりはヨリを戻したいとは思わなかった(笑)
別れたことは全然後悔しませんでした。
振り返ってみると、この彼との付き合いは、今のわたしにとっては逆にいろいろ勉強になる体験だったかも。(笑)
これにて、ブラック恋愛 グラサン男の章は完結です
次回の不定期連載では過去一番大好きだった恋人、「メガネ君編」をお送りしますが、
より一層わたしのメンヘラ度が加速します(笑)
ついてきて頂けると嬉しいです
では今日はこのへんで
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小松あすみ