やりたいこと、路線変更〜表現したい！編〜
の続きです。
昨日は「イラストレーターあんまりなりたくないかも」って書きましたが
よく考えたら少し語弊かも。
正しい気持ちは、イラストレーターをメインとして活動するのは違うかも。
って感じです。
なんだかんだ絵を描き始めると夢中になります。
何かが降臨している感じ（！）もします。
美しいものを見ると自分の絵に落とし込みたくなります。
画集を見るのも大好きです。
やっぱり絵は好きなんです。
(こういう感じのだとささっと描けてらくちん♡）
で、心理の仕事（仮）に興味を持ったのと同時に、絵に対する考え方も変わってきました。
＊ ＊ ＊
私は社会人になってから、イラスト学校に2か所も通いました。
そこでは「絵とは何ぞや」「イラストとは何ぞや」ということも、たくさんのプロの方に教えて頂きました。
イラスト業界では度々「アートとイラストの違い」が語られます。
この2つをまたいで活動してる人もたくさんいるし、厳密な境界線は無さそうですが
だいたい一般的には
イラスト…商業活動の販促ツール。何かを絵で説明するもの。→例：Suicaペンギンや、料理本のレシピ解説イラスト
アート…作家が自らの内的世界を外側に表現するものって考えられてるんじゃないでしょうか。
で、私はこれまでアートじゃなくてイラストが向いてると思ってました。
理由は
・イラストのほうが「絵でコミュニケーション」って感じがするから
・アートは引きこもってひたすらキャンバスに向かうイメージがあるから
・「内的世界」とか「自己との対峙」とか、よく分かんないから
でした。笑
イラストのほうが明るいイメージがあったんですよね。良い意味で俗っぽいというか。
個展やったり原画を買ってもらったりって、なんか現実味ない感じがして。
ですが、この前大好きな末吉陽子さんという方のライブペイントに行ってから考えが少し変わりました。
＊
彼女は私の中でまさに「アーティスト」。
普段の制作活動では徹底的に自分と向き合い、ライブペイントではお客さんと一体となって描くんだそうです。
ライブなペイントなので、目の前でゼロから絵が出来ていきます。
（粗くてごめんなさい汗）
ずっと見てると、まるで末吉さんの内側にある景色の中に入り込んだような気持ちになりました。
これがさっき言った「作家の内的世界」だと思ってます。
末吉さんの内側にある世界を、絵の具と筆が映写機の役目を果たしてキャンバスに映し出していました。
この「内側の世界」を現実世界にアウトプットする行為がアートなんじゃないかなぁって。
そんな風に考えてたら、私がずっとやりたかったのも、イラストレーターじゃなくてアーティストなんじゃないかなって思ったんです。
＊
そもそも私には内的世界なんて、対峙するべき自己なんてないと思ってた。
だけどとにかく自分と向き合うことを実践し始めてから、全然そんなこと無いことが分かりました。というか、思い出しました。
わたしの中には確実に「世界」があって、その可能性は無限なんだってことが分かっちゃったのです。（ていうか誰の中にも「世界」はあるし、誰でも可能性は無限です）
そんな風に感じてたら、クライアントの要望第一のイラストよりは、アーティストを名乗るほうがいいんじゃないかって思いまして。。。
（アーティストの響きが自分にはカッコよすぎる気がしてびびってます笑 でも、これもマインドブロック…！）
「アーティスト」として、自分が納得いく世界観を表現していっていいんだ、と自分に許したら、心が楽になりましたよん。
＊
でもね、全然イラストをやりたくないわけじゃないんです。
私の絵の世界観を気に入ってくれてそれを使いたい！という前提であれば、どんなお仕事もできると思います。
↑商業イラストレーターだと仕事人失格だと思われることもあるみたい
↑商業イラストレーターだと仕事人失格だと思われることもあるみたい
グッズの制作オーダー（ウェディングとか、インテリア用の絵とか。）共感できる人や企画とのコラボ自分で出版する本の挿絵♡←将来の夢！なんかは全然やりたいです！
○○さんみたいな画風で描いて！もっと汎用性のある感じにして！ というのは、絶対やりたくない。
あと、アナログ専門です。デジタルはやりません。（最後にデジタルで修正加えるのはアリ）
こんな感じで、アーティスト兼イラストレーター？
まぁ最終的には肩書にこだわらず、とにかく自分の心地いいを追求してきたいと思います。
今日は結局絵の話になっちゃいましたが、明日は心理系（仮）について思ってることをまた書きたいと思います！
今日もありがとうございました♡
Asumi
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インスタグラム もやってます♡