恋人に救いを求めなくなったら、最高の彼ができた話。

Asumiです
(※旅行中につき2016.10.2の過去記事の再掲です)
1年前の夏、わたしには1ヶ月間だけ彼氏がいた。
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その頃のわたしはカウンセリングで言われる「自分を愛しましょう。」をどうやってやればいいのかもさっぱり分からなくて、
頭ではダメだとわかりつつも、ひたすら、自分の幸せを「恋人を持つこと」に委ねてばかりいた。
そして3年ぶりに彼氏ができたその時、
灰色だったわたしの世界は急にキラキラと輝き始めた。
昨日まで「パートナーがいないわたし」として眺めていた景色。
家の中、通勤路、会社の休憩室。
それらを、今日は「パートナーがいるわたし」として眺められることがすごくすごく嬉しかった。
だからなんでもない光景が全て美しく見えたし、
世界の全てが味方になったように感じた。
わたしは、ついに闇の中から救われたんだ。
そう思いました。
しかしその「彼氏」には、たったの2回、デートしただけで振られた。
原因はわたしが彼への不満を貯めて彼を責めたことだったけど、
「問題があればまず話し合って解決策をさがす」のがカップルだと思っていたから、
そんな歩み寄りを一切せずにサクッと捨てられた事実が受け入れられなくて、目眩がした。
あぁ、またやっちゃった。
わたしがもっと言い方に気をつければ。
不満を貯める前に、彼に希望をきちんと伝えていれば。
もう何百回目、何千回目かわからない「自分責め」をした。
輝いていた世界は、また灰色に戻った。
わたしはまた世界の景色を、「パートナーのいないわたし」として眺めなければいけなくなった。
✳︎
それからまたいくつかの恋で悲惨な失敗を繰り返し、
だけどようやくしっくりくる「自分の愛し方」をつかみ始めた今年の夏。
また、パートナーと呼べる人ができた。
去年の彼より何百倍もわたしに合っていると思える人。
本音で話せる。
わたしの暗い部分、恥ずかしい部分を告白しても、全部受け止めてくれる。
去年の彼は、その人のことが好きだったから付き合ったわけではないと思う。
ただただ「彼氏」という装備を求めていただけだっのだなと、つくづく思うのです。
今の彼と付き合うことが決まった時に、
「救われた」感じはしなかった。
彼が恋人になる前から、わたしはわたしの灰色の世界に、着々と色をつけていたからです。
今も、毎日「内側の自分」と対話することを忘れない。
彼と自分は「別個の存在」であるから、
わたしはこれからも、自分の世界には自分で色をつけていく。
(ただ、それが追いつかない勢いで彼がわたしを嬉しくさせてくれたりするんだけど。)
そして、わたしの経験が、だれかの救いになりますように。
Life is a beautiful journey.
人生を美しい旅のように。
Asumi
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